一晩ゲームをした夢
内容的にはホラーな夢
場所はどこかの家。
部屋の様子は自宅に近いが、家の構造は二階建て。
家主が留守で、その間1人で部屋にいた。
夜、部屋の明かりはついている。
テレビゲームをしていると家主が帰ってきてなぜか真っ直ぐボクの部屋へ。
しばらく一緒にゲームをしていたが、家の鍵が開く音、自室の部屋をノックする音。
この家にいるのはボクと家主の2人のみで、他に入れる人はいないはず。
部屋のドアにはのぞき窓がついていたので確認すると、外見が家主にそっくり。
あれ?じゃあ今部屋にいるのは?
振り返りゲームをしている人物を見ると、
家主に似た姿をしているが、青白い肌で髪もバサバサの知らない女
びっくりしてもう一度のぞき窓を確認すると、そっちの方が本物の家主に見えた為
「お前誰だ」と思わずゲームに夢中の女に話しかける。
「それ、開けたら入ってくるから開けちゃだめだよ」と言ってゲームをし続ける女。
開けかけたドアノブを戻し、再度のぞき窓を確認すると
家主に似た姿をした、白目をむいたガリガリの女がのぞき窓に顔を近づけていた。
どちらも家主では無いことが怖くなり、すでに部屋に入っている女にもう一度
「お前誰だよ」と投げかける。
返事はせず、ずっとゲームをし続ける女。
ドアの方は鍵などを取り付けていない為、ボクが体で抑え込んでいた。
しばらくガタガタと音がなるも、少ししたら離れていって2階への階段を登る音がした。
一旦ドアを開けて廊下を確認、誰もいない。
外に出る気も起きなかったので、そのまま閉めてドアの前に座り込んだ。
「部屋、閉め切っててよかった…」と思わず呟く。
自分がいる部屋は他に出入り口がなく、外が見える窓もカーテンを閉めて鍵をかけている。
「気にしないで良いよ」とゲームをしながら女は言う。
ボクからすれば、部屋の外にいる何かも中にいる女も、見た目がまず怖すぎて(ホラー映画に出てくるキャラのようで)あまり一緒にいたくなかった。
しばらくすると、部屋の外で小走りする音が聞こえて、何かがドアに衝突した。
のぞき窓を確認すると、やっぱり外には同じ何かがいる。
「ちょっと、どうにかして」と女に言うが「開けたら入ってくるよ」としか答えない。
さっきと違って、ドアの向こう側から絶えずガタガタと揺らしてくるようになったので、意地でも開けないように抑え込んだ。
だいぶ時間が経って、未だガタガタしている扉から何かが離れた音がした。
また廊下の方を小走りする音が聞こえて、その音も遠ざかる。
のぞき窓を確認して、誰もいない事が分かり、ホッと体から力を抜く。
ドアは壊れたらしく、閉まらなくなっていた。
押さえつけないと勝手に開く状態。
これはヤバいと焦っていると、ゲームをしていた女が近づいてきて
「入ってきた」
ゾッとして女の顔を見ると、ニヤニヤとしてて青白いながらも頬が少し赤くなっているのがわかった。
「冗談」とクスクス笑うので睨みつけていたら、玄関から外へ出ていく音がした。
女はゲームのコントローラーを置いて、もう一度ドアの方へ近づいてきた。
とりあえずホッとしたのもあり、
「……ゲーム楽しい?」と女に問いかけた。
女は、こくりと頷いて、ドアから外へ出ていった
起床
週末だからとストゼロきめて寝た結果
久々の夢、しかもホラー夢。
追いかけられる系でもなく、なんか和風ホラーな夢でした。
起床時間は4時。
眠気も飛んだ、日曜の朝でした。
ちなみに、自室のドアはのぞき窓はついてないし、鍵がかかる。